岡本 かの子

高原の太陽

新字新仮名 約8,828字・読了目安18分

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「素焼の壺と素焼の壺とただ並んでるようなあっさりして嫌味のない男女の交際というものはないでしょうか」と青年は云った。 本郷帝国大学の裏門を出て根津権現の境内まで、いくつも曲りながら傾斜になって降りる邸町の段階の途中にある或る邸宅の離れ屋であ…

作品情報

初出「むらさき」1937(昭和12)年6月号
分類NDC 913
公開日2010-02-19
最終更新2014-09-21
底本 「岡本かの子全集3」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正noriko saito

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