石川 啄木

鳥影

新字旧仮名 約99,820字・読了目安200分

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(一)の一 小川静子は、兄の信吾が帰省するといふので、二人の小妹と下男の松蔵を伴れて、好摩の停車場まで迎ひに出た。もと/\、鋤一つ入れたことのない荒蕪地の中に建てられた、小さい三等駅だから、乗降の客と言つても日に二十人が関の山、それも大抵は…

作品情報

初出「東京毎日新聞」1908(明治41)年11月1日~11月31日、12月2日~12月30日
分類NDC 913
公開日2008-11-11
最終更新2018-11-06
底本 「石川啄木全集 第三巻 小説」筑摩書房 / 「東京毎日新聞」
入力Nana ohbe
校正川山隆

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