国枝 史郎

剣侠受難

新字新仮名 約201,607字・読了目安403分

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この捕り縄は ポンと右手がふところへはいり、同時に左手がヒョイとあがった。とたんに袖口から一条の捕り縄、スルスルと宙へ流れ出た。それがギリギリと巻きつこうとした時、虚無僧は尺八をさっと振った。パチッと物音を立てたのは、捕り縄がはねられたに相…

作品情報

初出「東京日日新聞」1926(大正15)年5月28日~11月14日
分類NDC 913
公開日2020-04-08
最終更新2020-03-28
底本 「剣侠受難(下)」国枝史郎伝奇文庫、講談社 / 「剣侠受難(上)」国枝史郎伝奇文庫、講談社
入力阿和泉拓
校正酒井裕二

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