原 民喜

鎮魂歌

新字旧仮名 約28,563字・読了目安57分

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美しい言葉や念想が殆ど絶え間なく流れてゆく。深い空の雲のきれ目から湧いて出てこちらに飛込んでゆく。僕はもう何年間眠らなかつたのかしら。僕の眼は突張つて僕の唇は乾いてゐる。息をするのもひだるいやうな、このふらふらの空間は、ここもたしかに宇宙の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-09-22
最終更新2014-09-17
底本 「日本の原爆文学1 原民喜」ほるぷ出版
入力ジェラスガイ
校正大野晋

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