原 民喜

火の踵

新字旧仮名 約9,348字・読了目安19分

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……音楽爆弾。 突然、その言葉が頭の一角に閃光を放つと、衝撃によろめくやうにしながら人混のなかで立留まつてゐた。たつた今、無所得証明書とひきかへに封鎖預金から千円の生活費を引出せたので、その金はポケツトの中にあつた。それほどの金では一ケ月の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-09-21
最終更新2014-09-17
底本 「日本の原爆文学1 原民喜」ほるぷ出版
入力ジェラスガイ
校正門田裕志

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