長谷川 時雨

お灸

旧字旧仮名 約1,819字・読了目安4分

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お灸ずきの祖母が日に二三度づつお灸をすゑる。もの心覺えてから灸點の役が、いつかあたしの仕事になつてゐた。五百丁の巴もぐさをホグして、祖母の背中の方へ𢌞ると、小さい燭臺へ蝋燭をたて、その火をお線香にうつして、まづ第一のお灸を線香でつらぬき、…

作品情報

初出「不同調」1928(昭和3)年
分類NDC 914
公開日2009-03-06
最終更新2014-09-21
底本 「桃」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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