長谷川 時雨

煎薬

旧字旧仮名 約1,855字・読了目安4分

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腸を拂ふと欝血散じ、手足も暖まり頭輕く、肩張りなんぞ飛んでゆくと、三上の友人が漢方醫を同道されて、藥効神のごとしといふ煎藥をすすめてゆかれたので、わたしはそれを一服、ちよつと失禮して見た。 煎藥を、苦い顏をして飮み下したわたしは、あれとこれ…

作品情報

初出「あらくれ」1936(昭和11)年10月2日
分類NDC 914
公開日2009-02-17
最終更新2014-09-21
底本 「随筆 きもの」実業之日本社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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