長谷川 時雨

うづみ火

旧字旧仮名 約3,619字・読了目安7分

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兩國といへばにぎわ敷所と聞ゆれどこゝ二洲橋畔のやゝ上手御藏橋近く、一代の富廣き庭廣き家々もみちこほるゝ富人の構えと、昔のおもかげ殘る武家の邸つゞきとの片側町、時折車の音の聞ゆるばかり、春は囘向院の角力の太鼓夢の中に聞て、夏は富士筑波の水彩畫…

作品情報

初出「女學世界第一卷第十五號定期増刊「磯ちどり」才媛詞藻冬の卷・小説」1910(明治43)年11月号
分類NDC 913
公開日2010-03-30
最終更新2014-09-21
底本 「時代の娘」興亞日本社
入力門田裕志
校正野口英司

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