長谷川 時雨

おとづれ

旧字旧仮名 約1,409字・読了目安3分

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十五夜の宵だつた。新らしい借家に移つてから、ちよつと一度歸つて來て、そそくさと徹夜で書物をして出ていつたままのあるじから、幾日ぶりかで二度目の速達便が來た。丁度其日の新聞に連載ものが休みになつてゐたので、どこぞで病氣でもしてゐるのではないか…

作品情報

初出「不同調」1926(昭和元)年
分類NDC 914
公開日2009-03-06
最終更新2014-09-21
底本 「桃」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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