長谷川 時雨

鏡二題

旧字旧仮名 約2,355字・読了目安5分

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暗い鏡 鏡といふものをちやんと見るやうになつたのは、十八――九の年頃だつたと思ひます。その前だとて見ましたが、鏡にうつる自分を――まだそのころだとて顏だけですが――見たといへませう。十七位の時分は寧ろ姿全體にうつるもの――姿見鏡でなくつても…

作品情報

初出暗い鏡「婦人公論」1929(昭和4)年、女と鏡「婦人公論」1936(昭和11)年4月号
分類NDC 914
公開日2009-02-20
最終更新2014-09-21
底本 「桃」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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