徳田 秋声

のらもの

新字旧仮名 約16,397字・読了目安33分

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一 「月魄」といふ関西の酒造家の出してゐるカフヱの入口へ来た時、晴代は今更らさうした慣れない職業戦線に立つことに、ちよつと気怯れがした。その頃銀座には関西の思ひ切つて悪どい趣味の大規模のカフヱが幾つも進出してゐた。女給の中にはスタア級の映画…

作品情報

初出「中央公論」1937(昭和12)年3月
分類NDC 913
公開日2007-06-11
最終更新2014-09-21
底本 「現代文学大系 11 徳田秋声集」筑摩書房
入力高柳典子
校正土屋隆

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