折口 信夫

山の霜月舞

――花祭り解説――

新字旧仮名 約24,901字・読了目安50分

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まだあの時のひそかな感動は、消されないでゐます。小正月を控へた残雪の山の急斜面、青い麦の葉生えをそよがしてゐた微風、目ざす夜祭りの村への距離を遠く感じさせる笛の響き、其後幾度とも知れぬほど、私どもの花祭りにあひに出かける心の底には、此記憶が…

作品情報

初出「民俗芸術 第三巻第三号」1930(昭和5)年3月
分類NDC 386
公開日2019-04-08
最終更新2019-03-29
底本 「折口信夫全集 21」中央公論社
入力門田裕志
校正フクポー

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