木村 荘八

花火の夢

新字旧仮名 約1,220字・読了目安2分

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花火で忘られない記憶は、私の家の屋根へ風船の付いた旗の落ちたことだ。「落ちてゐた」といつた方がいゝかもしれない。旗はガンピの日章旗で、畳三畳敷位ゐの大きさであつたらう。これに相当大きな風船と、細長く紙を幾重にもたゝんで出来た旗竿が付いてゐた…

作品情報

分類NDC 382
公開日2009-01-22
最終更新2014-09-21
底本 「東京の風俗」冨山房百科文庫、冨山房
入力門田裕志
校正伊藤時也

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