正岡 容

異版 浅草灯籠

新字旧仮名 約17,111字・読了目安34分

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花川戸の家 人生辛酸を幾多経た今日でも私の記憶から喪失することのできないのは、三歳から十四歳までの春秋をおくつた浅草花川戸の家である。祖父、祖母、大叔母、小婢と私の一家五人が、世の中も亦平穏多倖なりし明治末年から大正中世までを何苦労もなく起…

作品情報

分類NDC 914
公開日2015-12-20
最終更新2015-11-21
底本 「東京恋慕帖」ちくま学芸文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正酒井和郎

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