原 民喜

魔のひととき

新字旧仮名 約1,182字・読了目安2分

この作品を読む Amazonで探す

魔のひととき 尾花の白い幻や たれこめた靄が もう 今にも滴り落ちさうな 冷えた涙のわきかへる わきかへる この魔のひとときよ とぼとぼと坂をくだり径をゆけば 人の世は声をひそめ キラキラとゆらめく泉 笑まひ泣く あえかなる顔 外食食堂のう…

作品情報

分類NDC 911
公開日2002-10-14
最終更新2014-09-17
底本 「日本の原爆文学1 原民喜」ほるぷ出版
入力ジェラスガイ
校正砂場清隆

原 民喜の他の作品

原 民喜の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。