堀 辰雄

燃ゆる頬

新字新仮名 約8,447字・読了目安17分

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私は十七になった。そして中学校から高等学校へはいったばかりの時分であった。 私の両親は、私が彼等の許であんまり神経質に育つことを恐れて、私をそこの寄宿舎に入れた。そういう環境の変化は、私の性格にいちじるしい影響を与えずにはおかなかった。それ…

作品情報

初出「文藝春秋」1932(昭和7)年1月号
分類NDC 913
公開日2004-02-02
最終更新2014-09-18
底本 「燃ゆる頬・聖家族」新潮文庫、新潮社
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校正染川隆俊

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