原 民喜

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新字旧仮名 約480字・読了目安1分

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庭のすぐ向ふが墓場だったので、開放れた六畳の間をぐるぐる廻ってゐると、墓地でダンスしてゐるやうだった。彼はその中年の肥った女優にリードされながら、墓の上に煙る柳の梢が眼に触れた。 ある夜その女優の楽屋を訪れると、女ばかりが肌ぬぎになって鏡台…

作品情報

分類NDC 913
公開日2009-07-16
最終更新2014-09-21
底本 「普及版 原民喜全集第一巻」芳賀書店
入力蒋龍
校正小林繁雄

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