原 民喜

童話

新字旧仮名 約2,157字・読了目安4分

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人ががやがや家のうちに居た。そこの様子がよくは解らなかった。誰か死んだのではないかしらと始め思へた。生れたのだと皆が云った。誰が生れたのか私には解らない。結局生れたのは私らしかっった。 生れてみると、私はものを忘れてしまった。魚や鳥やけだも…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-04-23
最終更新2014-09-16
底本 「普及版 原民喜全集第一巻」芳賀書店
入力蒋龍
校正伊藤時也

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