原 民喜

縁起に就いて

新字旧仮名 約656字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

就職のことがほぼ決定してその日の午後二時にもう一度面会に行けばいいと云ふ時、恰度午後一時半、彼は電車通りで下駄の鼻緒を切った。で、すぐ何処かで紐を貰へばまだ間にあったのに、円タクを呼んでその儘彼は自宅へ帰ってしまった。 親爺は息子がこんな理…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-04-14
最終更新2014-09-16
底本 「原民喜全集第一巻」芳賀書店
入力蒋龍
校正伊藤時也

原 民喜の他の作品

原 民喜の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。