和辻 哲郎

京の四季

新字新仮名 約8,082字・読了目安16分

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京都に足かけ十年住んだのち、また東京へ引っ越して来たのは、六月の末、樹の葉が盛んに茂っている時であったが、その東京の樹の葉の緑が実にきたなく感じられて、やり切れない気持ちがした。本郷の大学前の通りなどは、たとい片側だけであるにもしろ、大学の…

作品情報

初出「新潮」1950(昭和25)年10月号
分類NDC 121
公開日2011-12-19
最終更新2014-09-16
底本 「和辻哲郎随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正noriko saito

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