南部 修太郎

死の接吻

スウェーデンの殺人鬼

旧字旧仮名 約16,734字・読了目安33分

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猫の唸聲 「ふウん、臺所に電氣がついてる‥‥」 凍りついた雪の道に思はず足を止めて、若い農夫のカアルソンは宵闇の中に黒く浮んでゐる二階建の別荘の方へおびえたやうな視線を投げた。 千九百三十二年三月四日、ちやうど金曜の晩のこと、ストツクホルム…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-12-19
最終更新2014-09-18
底本 「文藝春秋 七月特別號」文藝春秋社
入力小林徹
校正松永正敏

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