黒島 伝治

国境

新字新仮名 約10,620字・読了目安21分

この作品を読む Amazonで探す

一 ブラゴウエシチェンスクと黒河を距てる黒竜江は、海ばかり眺めて、育った日本人には馬関と門司の間の海峡を見るような感じがした。二ツの市街が岸のはなで睨み合って対峙している。 河は、海峡よりはもっと広いひろがりをもって海のように豊潤に、悠々と…

作品情報

初出「戦旗」1931(昭和6)年2月
分類NDC 913
公開日2009-11-05
最終更新2014-09-21
底本 「日本文学全集44」集英社
入力岡本ゆみ子
校正noriko saito

黒島 伝治の他の作品

黒島 伝治の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。