永井 荷風

雪の日

新字旧仮名 約5,992字・読了目安12分

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曇つて風もないのに、寒さは富士おろしの烈しく吹きあれる日よりも猶更身にしみ、火燵にあたつてゐながらも、下腹がしく/\痛むといふやうな日が、一日も二日もつゞくと、きまつてその日の夕方近くから、待設けてゐた小雪が、目にもつかず音もせずに降つてく…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-01-06
最終更新2014-09-21
底本 「日本の名随筆51 雪」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

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