夏目 漱石

坊っちやん

新字旧仮名 約87,067字・読了目安174分

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一 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりして居る。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間程腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出して居たら、同級生の一人が冗談に…

作品情報

初出「ホトトギス 第九巻第七号」ほとゝぎす発行所、1906(明治39)年4月1日
公開日2023-02-09
最終更新2023-01-28
底本 「漱石全集 第二巻」岩波書店
入力岡山勝美
校正富田晶子

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