泉 鏡花 、泉 鏡太郎

一席話

旧字旧仮名 約12,271字・読了目安25分

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上總國上野郡に田地二十石ばかりを耕す、源五右衞と云ふ百姓の次男で、小助と云ふのがあつた。兄の元太郎は至極實體で、農業に出精し、兩親へ孝行を盡し、貧しい中にもよく齊眉き、人づきあひは義理堅くて、村の譽ものなのであるが、其の次男の小助は生れつい…

作品情報

分類NDC 913
公開日2011-09-05
最終更新2014-09-16
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正川山隆

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