大阪まで
旧字旧仮名 約11,718字・読了目安23分
一 これは喜多八の旅の覺書である―― 今年三月の半ばより、東京市中穩かならず、天然痘流行につき、其方此方から注意をされて、身體髮膚これを父母にうけたり敢て損ひ毀らざるを、と其の父母は扨て在さねども、……生命は惜しし、痘痕は恐し、臆病未練の孝…
作品情報
| 初出 | 「新小説 第二十三年第十号」春陽堂、1918(大正7)年10月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2018-08-05 |
| 最終更新 | 2018-08-28 |
| 底本 | 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 岡村和彦 |
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