斎藤 茂吉

呉秀三先生

新字新仮名 約4,542字・読了目安9分

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故正岡子規先生の『仰臥漫録』は、私の精神生活にはなくてかなわぬ書物の一つであった。 『仰臥漫録』の日々の筆録が明治三十四年九月に入って、「病人の息たえだえに秋の蚊帳」とか「病室に蚊帳の寒さや蚊の名残」とか、「糸瓜さへ仏になるぞ後るるな」など…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-01-18
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆 別巻43 名医」作品社
入力門田裕志
校正氷魚、多羅尾伴内

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