葛西 善蔵

雪をんな(二)

旧字旧仮名 約3,277字・読了目安7分

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―― その時からまた、又の七年目が𢌞り來ようとしてゐる。私には最早、歸るべき家も妻も子もないのである。さうして私は尚この上に永久に、この寒い雪の多い北國の島國を、當もなく涯から涯へと彷徨ひ歩かねばならぬのであつた。…… ―― その最初の結…

作品情報

初出「新潮 第四十二卷第六號」1925(大正14)年6月1日
分類NDC 913
公開日2019-01-16
最終更新2018-12-24
底本 「葛西善藏全集 第二卷」津輕書房 / 「新潮 第四十二卷第六號」新潮社
入力林田清明
校正フクポー

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