小川 未明

子供は悲しみを知らず

新字新仮名 約4,770字・読了目安10分

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広い庭には、かきが赤くみのっていました。かきねの破れを直して、主人は、いま縁側へ腰を下ろし、つかれを休めていたのです。彼はこのあたりの地主でした。 裏門から、寺のおしょうさんが、にこにこしながら、入ってくるのを見ると、ちょっと迷惑そうな顔色…

作品情報

初出「社会 創刊号」1946(昭和21)年9月
分類NDC K913
公開日2017-12-21
最終更新2017-11-24
底本 「定本小川未明童話全集 13」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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