小川 未明

しいたげられた天才

新字新仮名 約6,742字・読了目安13分

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獣の牙をならべるように、遠く国境の方から光った高い山脈が、だんだんと低くなって、しまいに長いすそを海の中へ、没していました。ここは、山間の、停車場に近い、町の形をした、小さな村でありました。 その一軒の家へ、戦時中に、疎開してきた、家族があ…

作品情報

初出「白象 第1冊」1949(昭和24)年11月
分類NDC K913
公開日2018-11-08
最終更新2018-11-01
底本 「定本小川未明童話全集 14」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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