小川 未明

波荒くとも

新字新仮名 約8,764字・読了目安18分

この作品を読む Amazonで探す

一 鉛色をした、冬の朝でした。往来には、まだあまり人通りがなかったのです。広い路の中央を電車だけが、潮の押しよせるようなうなり声をたて、うす暗いうちから往復していました。そして、コンクリート造りの建物の多い町の中は、日の上らない前の寒さは、…

作品情報

初出「小学五年生」1939(昭和14)年3月
分類NDC K913
公開日2017-11-24
最終更新2017-10-25
底本 「定本小川未明童話全集 12」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

小川 未明の他の作品

小川 未明の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。