小川 未明

雪の降った日

新字新仮名 約7,393字・読了目安15分

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雪が降りそうな寒い空合いでした。日も射さなければ、風も吹かずに、灰色の雲が、林の上にじっとしていました。葉のついていないけやきの細い枝が煙って見えるので、雲と木の区別がちょっとわからないのでありました。 「泣き出しそうな空ね。」と、かよ子ち…

作品情報

初出「お話の木」1938(昭和13)年2月
分類NDC K913
公開日2016-12-21
最終更新2016-11-21
底本 「定本小川未明童話全集 12」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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