薄田 泣菫

独楽園

新字旧仮名 約70,546字・読了目安141分

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[#ページの左右中央] この書をわが老母と妻に [#改丁] 早春の一日 読書にも倦きたので、庭におりて日向ぼつこをする。 二月の太陽は、健康な若人のやうに晴やかに笑つてゐる。そのきらきらする光を両肩から背一杯にうけてゐると、身体中が日向臭く…

作品情報

分類NDC 914
公開日2011-08-27
最終更新2014-09-16
底本 「独楽園」ウェッジ文庫、ウェッジ
入力kompass
校正美濃笠吾

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