犬養 健

姉弟と新聞配達

新字旧仮名 約7,409字・読了目安15分

この作品を読む Amazonで探す

一 早春の夕暮だつた。郊外の小ぢんまりした路角の家の茶の間で、赤ん坊はうつら/\眠かゝつてゐる。二十一になる細君は、ソツと用心深く取上げて、静かな二階に眠かさうと、階子段を上つて行つた。いつも細君は、この夕方の寝かしつける役目を、実家から女…

作品情報

初出「新潮」1923(大正12)年1月
分類NDC 913
公開日2011-01-07
最終更新2014-09-21
底本 「現代日本文學大系 62」筑摩書房
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

犬養 健の他の作品

犬養 健の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。