田中 貢太郎

切支丹転び

新字新仮名 約7,880字・読了目安16分

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大久保相模守は板倉伊賀守と床几を並べて、切支丹の宗徒の手入を検視していた。四条派の絵画をそのままに青々とした岸の柳に対して、微藍の色を絡めて流れていた鴨河の水も、その日は毒々しく黒ずんで見えた。 それは慶長十七年三月のことであった。切支丹の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2012-05-12
最終更新2014-09-16
底本 「日本怪談大全 第一巻 女怪の館」国書刊行会
入力川山隆
校正門田裕志

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