伊藤 左千夫

古代之少女

旧字旧仮名 約35,569字・読了目安71分

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一 かこひ内の、砂地の桑畑は、其畝々に溜つてる桑の落葉が未だ落ちた許りに黄に潤うて居るのである。俄に寒さを増した初冬の趣は、一層物思ひある人の眼をひく。 南から東へ「カネ」の手に結ひ廻した垣根は、一風變つた南天の生垣だ。赤い實の房が十房も二…

作品情報

初出「臺灣愛國婦人 第二十三~二十九卷」1910(明治43)年10月15日~1911(明治44)年4月1日
分類NDC 913
公開日2014-03-19
最終更新2014-09-16
底本 「左千夫全集 第三卷」岩波書店
入力H.YAM
校正高瀬竜一

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