吉川 英治

鳴門秘帖

04 船路の巻

新字新仮名 約150,151字・読了目安300分

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心の地震 鬱然とした大樹はあるが、渭山はあまり高くない。山というよりは丘である。 西の丸、本丸、楼台、多門など――徳島城の白い外壁は、その鬱蒼によって、工芸的な荘重と歴史的な錆をのぞませ、東南ひろく紀淡の海をへいげいしていた。 城下をめぐる…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-04-15
最終更新2014-09-16
底本 「鳴門秘帖(三)」吉川英治歴史時代文庫4、講談社 / 「鳴門秘帖(二)」吉川英治歴史時代文庫3、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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