吉川 英治

私本太平記

10 風花帖

新字新仮名 約134,893字・読了目安270分

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野分のあと 敗者の当然ながら、直義の三河落ちはみじめであった。 淵辺伊賀守の斬り死になどもかえりみてはいられず――敵に追われどおしで、とくに手越河原では残りすくない将士をさらにたくさん失い、今川、名児耶・細川、斯波など一族子弟の討死も幾人か…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-01-26
最終更新2014-09-16
底本 「私本太平記(七)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 / 「私本太平記(六)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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