牧野 信一

川蒸気は昔のまゝ

新字旧仮名 約4,476字・読了目安9分

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さあ、これから宿へ帰つて「東京見物記」といふ記事を書くのだ――おいおい、タキシイを呼び止めて呉れ、何方側だ? 何方側だ? 俺には見当がつかぬ――などゝ僕は同伴の妻に云ひ寄るのであつたが、妻君は、前の晩に友達と別れてから、夫と手を携へて怖る/…

作品情報

初出「婦人サロン 第二巻第五号(五月号)」文藝春秋社、1930(昭和5)年5月1日
分類NDC 914
公開日2011-09-01
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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