牧野 信一

初夏通信

新字旧仮名 約3,449字・読了目安7分

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一 (封書――。宛名、神奈川県足柄上郡R――村字鬼塚タバン・アウエルバツハ気付、御常連殿) 僕は東京の生活が物珍らしく、愉快で愉快でマメイドのことなんて思ひ出す余裕もなかつたよ。それで、君達が何んなに憤慨し、何んなに烈しく亢奮して夜毎に僕を…

作品情報

初出「近代生活 第二巻第七号(七月号)」近代生活社、1930(昭和5)年7月1日
分類NDC 915
公開日2011-09-25
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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