牧野 信一

推賞寸言

新字旧仮名 約730字・読了目安1分

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田舎の明るい竹林のほとりに住んでゐる、私の或る知人の簡素な茶室に、一幄の懸物がかゝつてゐた。たしか五つの漢文字であつたが、うろ覚えだから誌すのは遠慮しておくが、私がその意味を問ふたら、これは、斯うして小さな一つのひしやくを持つて、一杯の湯を…

作品情報

初出「文藝春秋 第八巻第十四号(十二月号)」文藝春秋社、1930(昭和5)年12月1日
分類NDC 914
公開日2011-09-28
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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