牧野 信一

魚籃坂にて

新字旧仮名 約2,557字・読了目安5分

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魚籃坂に住んで二度目の夏を迎へるわけだが、割合にこのあたりは住み心地が佳いのだらうか、何時何処に移つても直ぐその翌日あたりから、さてこの次は何処に住まうかといふやうなことを考へはじめるのが癖なのに、そしてひとりでそつと上眼をつかひながら、放…

作品情報

初出「文藝春秋 第十一巻第八号(八月号)」文藝春秋社、1933(昭和8)年8月1日
分類NDC 914
公開日2011-09-25
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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