牧野 信一

岬の春霞

新字旧仮名 約3,843字・読了目安8分

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いつまでつゞくか、仮寝の宿――わたしは、そのとき横須賀に置いた家族から離れて湘南電車で二駅離れた海ふちの宿にゐた。東京からあそびに来てゐる若い友達のRと、文学と人生のはなしに耽つてゐると、飛行機の爆音が、屋根裏にとゞろいて、耳を聾し、はなし…

作品情報

初出「東京日日新聞 第二一〇二四号~第二一〇二七号」東京日日新聞社、1935(昭和10)年2月13日~16日
分類NDC 914
公開日2011-10-16
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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