牧野 信一

奇友往来

(引越しをする男)

新字旧仮名 約9,932字・読了目安20分

この作品を読む Amazonで探す

いつも私はひとりで、教室の一番うしろの席について、うつらうつらと窓の外を眺めてゐる文科の学生であつたが、毎時間毎時間そんな風にして居眠りをしたり、屋根を見あげたりしてゐるうちに、恰度私の窓と真向ひにあたる政治部の教室で、やはり私と同じやうに…

作品情報

初出「文藝春秋 オール讀物 第三巻第七号」文藝春秋社、1933(昭和8)年7月1日
分類NDC 913
公開日2010-11-03
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

牧野 信一の他の作品

牧野 信一の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。