牧野 信一

貧しき日録

新字旧仮名 約19,331字・読了目安39分

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こゝは首都の郊外である。 タキノが、突然――(といふのはタキノ自身にとつて、そして一年程前に、これも突然主人を亡くして、こゝから二十里あまり離れてゐる海辺の寒村に彼のたつたひとりの小さな弟と二人で佗しく暮してゐたタキノの母親にとつての副詞に…

作品情報

初出「新潮 第四十二巻第五号」新潮社、1925(大正14)年5月1日
分類NDC 913
公開日2010-06-20
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第二巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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