牧野 信一

浪曼的時評

新字旧仮名 約6,627字・読了目安13分

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先月は殆んど一ト月、新緑の中の海辺や山の温泉につかつて文字といふ文字は何ひとつ目にもせず蝶々などを追ひかけて暮し、その間に何か際立つた作品が現れてゐたかも知れないが、それまでは今年になつてからといふものわたしは、その読後感を誌す目的で毎月つ…

作品情報

初出「文藝 第三巻第八号(八月号)」改造社、1935(昭和10)年8月1日
分類NDC 914
公開日2011-11-30
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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