牧野 信一

晩秋

新字旧仮名 約2,182字・読了目安4分

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一 僕はどうしても厭だ、と云つたが、みち子がどうしても行くんだ、と云つて承知しない。何故僕が強情を張るか、その理由はちよつと……云ひにくいこともないけれど、云つたつて仕様がないから、云はない。 「無性! 無性! 無性屋さん……」と叫んだかと…

作品情報

初出「少女 第一〇八号(時雨の巻 十二月号)」時事新報社、1921(大正10)年11月8日
分類NDC K913
公開日2011-05-17
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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