牧野 信一

水車小屋の日誌

新字旧仮名 約2,619字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

一 今度東京へ戻つてからの住むべき部屋を頼む意味の手紙を八代龍太に書くつもりで、炉端で鉛筆を削つた。酒を飲んでゐる平次と倉造が、茶わんの杯をさして、村境の茶屋に三味線の技に長けたひとりの貌麗しい酌女が現れてゆききの遊冶郎のあぶらをしぼつてゐ…

作品情報

初出「帝国大學新聞 第四九八号」帝国大學新聞社、1933(昭和8)年10月23日
分類NDC 915
公開日2011-10-22
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

牧野 信一の他の作品

牧野 信一の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。