小川 未明

窓の下を通った男

新字新仮名 約7,146字・読了目安14分

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一 毎日のように、村の方から、町へ出ていく乞食がありました。女房もなければ、また子供もない、まったくひとりぽっちの、人間のように思われたのであります。 その男は、もういいかげんに年をとっていましたから、働こうとしても働けず、どうにもすること…

作品情報

初出「赤い鳥」1926(大正15)年7月
分類NDC K913
公開日2020-10-23
最終更新2020-09-28
底本 「定本小川未明童話全集 5」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正へくしん

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