萩原 朔太郎

宿酔

旧字旧仮名 約418字・読了目安1分

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堪へがたき惡寒おぼえて ふとめざむれば室内の 壁わたる鈍き光や 障子を照らす光線の やや色づきて言ひ知らず ものうきけしき 物の香のただよふ 宿醉の胸苦し 腦は鉛の重たさに えたへず喉は ひしひしとかわき迫り 口内のねばり酒の香 くるめくに…

作品情報

分類NDC 911
公開日2011-08-02
最終更新2018-12-18
底本 「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房
入力kompass
校正小林繁雄

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